創作：2016年？
折り図：なし
これもだいぶ古い作品ですね。創作年も記憶が曖昧なのですが宮本宙也さんのトライホーンドラゴン(端正な折り紙収録)の影響を感じるのでたぶん2016年くらいだと思います。
おそらく多くの折り紙創作家と同様に鶴ドラゴンにハマった時期があり、そのころの集大成的な作品です。
アヤメの基本形から頭部を試作し、帯領域を付加した鶴ドラゴン型の配置を採用して組み込むという、方法論的にはけっこうちゃんとした方法を取ってて我ながら偉い。
肝心の出来栄えはというとまだまだ荒いというほかなく、少なくとも羽とか尾の仕上げはもうちょっと丁寧に折るべきですね。あと頭小さすぎるし首が長すぎる。
とはいえ、鶴ドラゴンという分野が「かなりやり尽くされている」分野であることを知ってしまっている今となってはこのようなアプローチで創作をすることはまずないですし、
そういう意味では当時の自分にしかできなかった作品ということになると思います。