創作:2018年6月
折り図:なし
渡辺大さん発案の「アヤメドラゴン」の競作で制作。その名の通りアヤメの基本形からドラゴンを折るという試みでした。
アヤメの基本形は長いカド5つ(うち1つは内部)と短いカド4つから構成されているので、長いカド4つを頭と尾と羽、短いカド4つを四肢に使うことでわりあいスムーズにドラゴンが作れます。
今示した折り方をすると1つカドが余るので、それをいかに使うかがポイントというか競作的な腕の見せ所になっていたように思います。
本作では角カドが1つ余ったので背中の割れ隠しに使いました。非常にシンプルな解ではあるのですがこういう工夫がちょっと見られるだけでだいぶ印象が変わると感じています。